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フリーランスエンジニアは会社員と何が違うのか?

フリーランスエンジニアは会社員と何が違うのか?

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フリーランスエンジニアは会社員と何が違う?

「もっと自由に働きたい」「収入を上げたい」と思い、フリーランスエンジニアとしての独立を考える人は多いです。

しかし独立する前にはフリーランスエンジニアが、「正社員と何が違うのか」を理解しておく必要があります。この違いを知っておかないと「思ったほど収入が上がらない」「お金のことで家族に迷惑をかける」などのリスクがあります。

フリーランスエンジニアと正社員エンジニアの違いは大きく分けて、3つあります。「収入の違い」「社会保障の違い」「働き方の違い」です。

そこで以下ではフリーランスエンジニアの収⼊・社会保障・働き⽅について、詳しく説明し ます。

目次

  • 1 フリーランスエンジニアの収⼊
    • 1.1 相場を知っておくことが大切
    • 1.2 交渉で収入を上げることができる
    • 1.3 社会的信用は低くなる
  • 2 フリーランスエンジニアになると、社会保障も変わる
    • 2.1 確定申告が必要
    • 2.2 国民健康保険、国民年金に加入することになる
      • 2.2.1 国⺠健康保険と健康保険の違い
      • 2.2.2 国⺠年⾦と厚⽣年⾦の違い
  • 3 フリーランスエンジニアの働き方
    • 3.1 自分で仕事を獲得する必要がある
    • 3.2 柔軟な働き方ができる
    • 3.3 想像以上に孤独
  • 4 会社員との違いを理解して独立するか判断すべき

フリーランスエンジニアの収⼊

「収入を上げるために、フリーランスエンジニアになる」という人は多いです。しかし当然ながら、独立すれば自動的に収入が上がるわけではありません。

フリーランスエンジニアの収入は「契約」で決まります。正社員のときのように、勤続年数や役職など、会社の規定は関係ありません。つまり、あなたとクライアント企業が「合意」さえすれば、収入を自分自身で決めることができます。

契約の際に最も重要なことは、契約条件が「自分に有利なのか、不利なのか」を見極めることです。条件の良し悪しが理解できないまま契約してしまうと「労働時間が長い割に収入が少ない」「残業代の請求の仕方が分からない」ということが起こります。これを理解しておけば、独⽴後に収⼊を伸ばせる可能性が⾼くなります。

相場を知っておくことが大切

契約条件が「自分に有利なのか、企業に有利なのか」を見極める最も簡単な方法は、「相場を知っておくこと」です。

相場を知るというのは、単純に平均単価を知れば良いということではありません。「どんな契約内容が一般的なのか」「自分の年齢、経験年数の平均単価はどれくらいか」を知ることが重要です。

最も一般的な稼働時間の契約内容と単価の相場を以下に紹介します。クライアント企業に提示された契約内容が以下の範囲内であれば相場だと判断して良いので、参考にしてください。

稼働時間:

・週5日稼働の場合、月140〜180時間稼働すること。稼働時間が140時間を下回った場合、1時間あたり「月単価 ÷ 140時間」円月額報酬から控除する(※1)。また稼働時間が180時間を上回った場合、1時間につき「月単価÷180」円残業代を支払う(※2)。

※1:単価70万円、稼働が120時間の場合・・・1時間あたりの控除額は「70(月単価)÷140 = 5,000円」で20時間足りていないため、全体の控除額は「5000 × 20 = 10万円」になります。つまりあなたに振り込まれる金額は「70万(月単価)- 10万 = 60万円」となります。

※2:単価70万円、稼働が200時間の場合・・・1時間あたりの超過額(残業代)は「70(月単価)÷180 = 3880円(10円未満切り捨て)」で20時間超過のため、全体の超過額は「3880 × 20 = 7万7千6百円」になります。つまりあなたに振り込まれる金額は「70万(月単価)+ 77,600円 = 77万7千6百円」となります。

単価の相場(週5日稼働の場合):

・20代(経験年数5年未満)・・・60〜70万円
・20代(経験年数5年以上)、30代(経験年数10年未満)・・・70〜90万円
・30代(経験年数10年以上)、40代以上(経験年数10年以上)・・・90万円以上

交渉で収入を上げることができる

上で紹介したように、相場を知ることは⼤切です。ただ、これだけでは、平均的な収入にとどまってしまいます。より高収入を得るためには、「交渉」が必要です。会社員の場合、企業に交渉できる機会はなかなかありません。これに対して、企業と対等な立場で収入の交渉ができることは、フリーランスエンジニアの特権です。

私の場合、フリーランスエンジニアになった最初の月は単価60万円でしたが、1年後には単価90万円を超えていました。これは交渉によって勝ち取ったものです。たった1年で月の収入が30万円上がることは、会社員では考えられません。

「フリーランスは収入が不安定」という世間の一般論があります。しかし、私の場合、「フリーランスエンジニアになってから、仕事がなかった」ということは1度もありません。フリーランスエンジニアは企業からの需要が多く、価値が高いのです。

以上のことを踏まえて、自分を安売りせず、企業と対等な交渉を心がけてください。そうすれば、あなたが望む収入を交渉によって勝ち取ることができます。

社会的信用は低くなる

フリーランスエンジニアのデメリットとして、「収入が上がっても、社会的信用が低い」ことを理解しておくべきです。社会的信用は、簡単にいうと「収入が安定しているかどうか」で決まります。

「フリーランス(個人事業主)は廃業率が高い」という中小企業白書のデータがあります。そのため、銀行やクレジットカード会社は「フリーランスは収入が安定していない」と判断します。これがフリーランスの社会的信用が低い理由です。

フリーで働くようになって社会的信用が低くなると、生活に以下のような不便が生じやすいです。

・住宅ローンや車のローンが組めない・・・フリーランスは、ローンが組みにくくなります。正しくいうと、銀行からお金を借りることが難しくなります。銀行は信用情報を最も厳しく評価するところだからです。住宅ローンを組む予定がある場合は、会社員のうちに契約することをおすすめします。車程度であれば、キャッシュで買ってしまうのも良いでしょう。

・クレジットカードを作れないことがある・・・フリーで働くと、クレジットカードを作れないことがあります。私もクレジットカード会社の審査を落とされた経験があります。独立する前に、最低でも1枚はカードを作っておくべきです。ただ、アメックスのビジネスカードなど、個人事業主でも審査が緩いものもあります。すでに独立している場合、審査の緩いクレジットカードを作ってみてください。

・賃貸物件によっては、入居審査で落ちることがある・・・賃貸物件は⼊居前に審査があり、 フリーの場合は審査落ちすることがあります。私は特に問題なく部屋を借りることができていますが、知人のフリーランスエンジニアは大家さんに断られたそうです。場合によっては、複数の物件を候補として検討するほうが良いでしょう。

フリーランスエンジニアになると、社会保障も変わる

フリーランスエンジニアが会社員と違うこととして、「社会保障」も挙げられます。

確定申告が必要

会社員と同様にフリーランスエンジニアも当然、税金を支払う義務があります。会社員の場合、会社が⾃分の税⾦を計算して、給料から差し引いてくれます。しかしフリーランスエンジニアの場合、このようなことはありません。

フリーランス(個人事業主)は、「確定申告」によって収入を税務署へ自分で申告する必要があります。そして申告した収入に応じて、所得税や住民税などの支払い額が決まります。

フリーランスエンジニアの課税所得額(税金が課される所得)は以下の式で決まります。

収入(売上) ー 経費 ー 各種控除 = 課税所得額

例えば売上が1,000万円あり、経費が200万円、各種控除が100万円あった場合、フリーランスエンジニアの課税所得額は700万円(1,000万円ー200万円ー100万円)となります。そしてこの700万円に、税金がかかります。

ここで、経費や控除についての知識がなく、それらを引かずに申告してしまった場合、1,000万円に対して税金がかかってしまいます。以下に参考として、所得の⾦額と税率・控除額の 関係についてまとめた表を掲載しておきます。

<参考資料>

・所得税率(平成27年以降)

課税される所得金額 税率 控除額
195万円以下 5% 0円
195万円を超え 330万円以下 10% 97,500円
330万円を超え 695万円以下 20% 427,500円
695万円を超え 900万円以下 23% 636,000円
900万円を超え 1,800万円以下 33% 1,536,000円
1,800万円を超え 4,000万円以下 40% 2,796,000円
4,000万円超 45% 4,796,000円

国民健康保険、国民年金に加入することになる

会社員の場合、国の医療保険は「健康保険」、年金保険は「厚生年金」に加入します。一方でフリーランスエンジニアは、医療保険は「国民健康保険」、年金保険は「国民年金」に加入します(例外として、会社員時代の健康保険を最大2年間継続できる「任意継続」を選択することがあります)。

国⺠健康保険と健康保険の違い

フリーランスエンジニアが加入する「国民健康保険(以下、国保)」と、会社員が加入する「健康保険(以下、健保)」には、次のような違いがあります。

・全額自己負担(国保) ⇔ 会社が負担してくれる(健保)

会社員が加入する健保は、「会社が保険料の半分を負担してくれる」という仕組みになっています。一方でフリーエンジニアの国保は、保険料を全額自分で支払う必要があります。保険料は前年度の収入によって変わります。

また、国⺠健康保険と健康保険には、次の違いもあります。

・扶養がない(国保) ⇔ 家族は扶養に入れる(健保)

会社員の健保は「年収130万以内の家族・親族」を扶養に追加することができます。つまり、あなた一人分の保険料で、家族・親族の人数分だけ保険証をもらうことができます。

一方でフリーランスエンジニアが加入する国保の場合、「世帯単位」で保険料が決まります。具体的には、1世帯の「年収の合計」と「加入人数」をもとに保険料を算出します。つまり、「世帯年収が高く、加入する人数が多いほど、保険料は高くなる」ということになります。

国⺠年⾦と厚⽣年⾦の違い

次に年金制度についてです。フリーランスエンジニアの「国民年金」と、会社員の「厚生年金」には、次のような違いがあります。

・全国民加入(国民年金) ⇔ 上乗せ部分の年金(厚生年金)

フリーエンジニアが加入する国民年金は日本の全国民が加入するもので、年収にかかわらず、一定の額を払います。会社員などの厚生年金加入者も国民年金に入っています。つ まり厚⽣年⾦に加⼊していると、「国⺠年⾦+厚⽣年⾦」の保険料を⽀払うため、会社員は 厚⽣年⾦分だけ将来もらえる年⾦が増えるという仕組みです。

会社員が加⼊する厚⽣年⾦は健康保険と同様に、会社が半額負担してくれます。

フリーランスの場合、国⺠年⾦のみに加⼊するため、将来的にもらえる年⾦が会社員と⽐べて少なくなります。⽼後の収⼊が少ないことも、フリーランスエンジニアの社会的信⽤が低いことの要因となっています。

フリーランスエンジニアの働き方

会社員とフリーランスエンジニアでは、働き⽅が⼤きく異なります。ここからはフリーの場合、どのように仕事をするのか紹介します。

自分で仕事を獲得する必要がある

会社員のときには、営業がクライアントを見つけ、開発チームのエンジニアに仕事を持ってきてくれます。しかし、フリーで働く場合、自分で仕事を見つける必要があります。

フリーランスエンジニアが仕事を見つけるためには、「企業に自分を売り込む(営業する)」「エージェントを使う」「知人、友人などの人脈を使う」「クラウドソーシングを使う」などがあります。

どんな方法で仕事を獲得するときにも大切なことは、「スキル・経験」と「人格(⼈柄・清潔感・常識・マナーなど)」です。多くのフリーランスエンジニアはスキルアップをしようと努力しますが、「人格」を磨かないことが多いです。

仕事を獲得する際にはスキルも大切ですが、「身だしなみ」「言葉遣い」「コミュニケーション能力」などもクライアントとなる企業から確認されます。また、契約後に「期日を守らない」「進捗の報告がない」「遅刻や欠勤が多い」などの行為も評価ダウンにつながりやすく、最悪の場合契約を切られる可能性もあります。

安定的にクライアントから仕事をもらい続けるためには、「能力」だけでなく「人格」も高めるべきです。

柔軟な働き方ができる

フリーランスエンジニアの場合、クライアント企業との契約によって働き方を決めます。そのため、会社の規定に縛られることがありません。また、副業規定なども、フリーランスエ ンジニアには関係ありません。

契約次第で、勤務日数を週2日や週3日にするということも可能です。さらに、在宅勤務や時短勤務を契約に入れることもできます。実際に私自身も、週3日出社の案件と、週2日出社の案件を2つ掛け持ちして仕事をした経験があります。

ただし、フリーランスエンジニアは、柔軟な働き方ができるからこそ働き過ぎてしまうため、注意が必要です。会社員に比べると、フリーエンジニアの責任やプレッシャーは大きく、精神的な疲労もあります。

「しっかりと休息をとることも、フリーランスエンジニアの仕事」ということを、忘れないようにすべきです。

想像以上に孤独

フリーランスエンジニアは「孤独」です。相談できる上司や同僚はいません。人事部に異動を申し入れることもできません。クライアント企業で仕事をしていても、周りからはパートナー(取引先)のエンジニアと見られ、年上の方でもあなたに気を使い、敬語で接してきます。

私自身、孤独を覚悟で独立しましたが、想像以上に大きなストレスを抱えました。孤独への根本的な対処方法は「環境に慣れる」しかありません。ただ、運動や瞑想など、自分なりのストレス解消方法は見つけておくべきです。

不安やストレスは仕事に大きく影響してくるため、「メンタルの強さ」はフリーランスエンジニアにとって重要な能力の一つです。

会社員との違いを理解して独立するか判断すべき

ここまでで「フリーランスエンジニアと会社員の違い」を説明しました。

上記のことで不安な点があっても、心配する必要はありません。「仕事の獲得が不安な場合は、エージェントを活用する」「確定申告が不安な場合は税理士をつける」など、解決方法はあります。

また、知人や友人から仕事をもらっている場合には、孤独をあまり感じないかもしれません。

フリーランスと会社員との違いをメリットと感じるか、デメリットと感じるか、そもそも考える必要がないと感じるか、は人それぞれです。大切なことは、「独立後に、どのような点が変わるのか」を知り、フリーと会社員、自分にとってどちらが良いかを判断することです。

フリーランスエンジニアの独立で失敗しないために必要な、理想の案件探し方法とは

エンジニアが独立するとき、案件を探すときにほとんどの人は「エージェント」を活用します。自分一人では頑張っても1~2社へのアプローチであり、さらに労働条件や単価の交渉までしなければいけません。

一方でエージェントに頼めば、5〜10社ほどの案件から最適の条件を選択できるだけでなく、企業との交渉や書類作成まですべて行ってくれます。

ただ、エージェントによって「大手企業に強みがある ⇔ ベンチャー企業とのつながりが強い」「スピード重視で多くの求人を紹介できる ⇔ エンジニアへのヒアリングを重視して、最適な条件を個別に案内する」などの違いがあります。

これらを理解したうえでエージェントを活用するようにしましょう。以下のページでエージェントの特徴を解説しているため、それぞれのエージェントの違いを学ぶことで、案件探しでの失敗を防ぐことができます。

エージェントの比較ランキングと特徴の違い

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